太平洋クラブ会員を守る会、説明会を開催 2012年05月09日
太平洋クラブの会員で組織した太平洋クラブ会員の権利を守る会は、会員対象の説明会を開催。出席者は約1000名。 事務局代表の西村弁護士が、問題点(三井住友銀行がバックにあると偽装して会員募集を行った、(株)太平洋クラブの会社分割で御殿場コース等の資産をひそかに(株)太平洋アリエスに譲渡したことで会員の権利が縮小した—など)を指摘したうえで、会社分割を認めない姿勢を示すため、会員に「アリエスに預託金債権があることを届出ることと、アリエスからの債権を認めない旨の通知に対しては査定を申し立てるように」と要請。 ほかに、「平成19年に太平洋ホールディングス合同会社が親会社になったとき、資金不足となった時には三井住友銀行が融資、法的整理はせず預託金もカットしないなど5社協定があったようだ」「東急不動産は担保付き債券約550億円を180億円くらいで買ったようだ」などと報告し、550億円の債権について上場企業が会員を無視して売買を行ったことは問題であるとしている。
太平洋クラブ