25年度のツアーギャラリー数は男女ともに減少 2014年01月17日
一般社団法人・日本ゴルフトーナメント振興協会がまとめた25年度の国内男女ゴルフツアー競技の主催者発表入場ギャラリー数によると男女ともに厳しい結果となっている。 男子ツアー(23試合・前年度比2試合減)は37万209人で、前年度比5万7319人(13.4%)減少で24年度に続き2桁マイナスとなった。5試合でギャラリー数が増える一方17試合が減少、内2試合で1万人以上の減少となっている。最多ギャラリー数は「中日クラウンズ」で、前年度より減ってはいるものの男子ツアーの中で唯一最終日に1万人超動員するなど安定している。女子ツアー(36試合・前年度比1試合増)のギャラリー数は49万510人、前年度比3万2428人(6.2%)減少、24年度の増加から一転した。14試合で増加、20試合で減少となった。最多ギャラリー数は「日本女子オープンゴルフ選手権競技」で前年度より増加している。男女とも大きな減少となった要因の1つが悪天候。週末に大雨が集中し短縮した試合が続出し、客足に大きく響いた。 一方、テレビ視聴率の日曜日の地区別平均は関東が男子5.5%(前年度5.6%)、女子6.0%(5.6%)で他の中部・関西も男女とも前年並み。男子は「中日クラウンズ」と「ダイヤモンドカップ」の2試合が中部で2桁視聴率となり、女子は2桁はなし。賞金女王争いが最終戦までもつれたこともあり、最終3戦の日曜日の視聴率が関東・中部・関西3地区で前年度を上回った。