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府中CC(東京)コロナ禍でも最終黒字に 2022年05月21日

府中カントリークラブを経営する(株)府中カントーリクラブは2021年1月1日~12月31日(第71期)の決算(有価証券報告書)を提出。
同期の売上高は7億6259万7千(前期6億8628万5千円)、経常利益3581万4千円(4393万4千円)、当期純利益1657万8千円(2253万2千円)と増収減益で黒字決算を維持。
国の経済は新型コロナウイルス感染症での緊急事態宣言に伴う行動規制などで、経済活動の停滞による企業収益や個人消費の悪化が続くなど極めて厳しい状況で推移、一方ゴルフ業界においては野外のスポーツで蜜を避けられるとしてゴルフの人気が高まり、来場者が大幅増加し、総じて回復基調に転じたという。
同クラブの来場者状況も感染予防に細心の注意を払いながら営業継続に注力した結果、前年同期に比べ4933人(14.3%)の大幅増加となった。
収入面では、プレー収入、食堂・売店売り上げが大幅増収。費用面では固定資産税の軽減措置適用により租税公課の減少等があったが、クラブハウス内の防水・安全対策による修繕費増加、派遣キャディ活用増で業務委託費増加などから販売費・一般管理費が増となったことで、差し引き営業損益では2億425万2千円の営業寝室(前年同期比5013万3千円の改善)となった。営業外損益は、名義書換料の減少で2億4006万8千円の収益。
経常損益は3581万4千円の経常利益、最終損益は1657万8千円の当期純利益(595万4千円減)となった。

府中カントリークラブ
(平・預・土可)
府中カントリークラブ(株)