秋葉GC(愛知)等3ゴルフ場の経営会社に再生認可 2023年03月22日
秋葉ゴルフ倶楽部経営の(株)秋葉ゴルフ倶楽部、茶臼山ゴルフ倶楽部ブナの嶺コース経営の(株)ブナの嶺ゴルフ倶楽部、茶臼山ゴルフ倶楽部茶臼山コース経営の(株)茶臼山ゴルフ倶楽部、休眠中の旧経営会社3社の計6社の再生計画案が2023年(令和5年)2月15日に認可決定を受けた。
(株)秋葉ゴルフ倶楽部と(株)ブナの嶺ゴルフ倶楽部は自主再建型で、現在保有する財産及び将来的な事業収益等を弁済原資再生債権の弁済を行う。弁済困難な場合、関連会社の(株)ワールドウッドジャパンから支援を行う予定。継続希望の会員には預託金の追加支払い無く優先的に施設利用権(プレー権)を保証。
弁済条件は、秋葉ゴルフ倶楽部が会員の預託金債権の85%カット。継続会員には、残り15%を認可決定確定日より10年間据置の後退会・預託金返還の申し出があれば一括弁済。退会会員は10回に均等分割、1万円以下の部分は令和5年9月末日限り支払い、1万円を超える部分は令和5年から14年までの毎年9月末日限り支払う。
(株)ブナの嶺ゴルフ倶楽部は預託金債権の90%カット。継続会員には残り10%を認可決定確定日より10年間据置の後退会・預託金返還の申し出があれば一括弁済。退会会員は秋葉ゴルフ倶楽部と同様。ゴルフ場は自主運営を行う予定。
(株)茶臼山ゴルフ倶楽部は、令和3年8月以降茶臼山コースがクローズしており、清算型の再生としてゴルフ場用地の借地権をゴルフ場以外の施設として利用してもらえる第三者に譲渡しその対価で弁済する計画。弁済条件は預託金債権の99%カット、1%を認可決定確定から1年後までに一括弁済する。茶臼山コースのプレー権は消滅、ブナの嶺コースのプレー権取得希望会員は、預託金の追加支払い無く保証。
旧会社3社の再生計画は(株)ワールドウッドジャパンからの融資資金を原資に返済する清算型。
(株)イーストヒルは再生債権の99.9%カット、(株)ワールドウッドゴルフクラブとうるぎハイランド開発(株)は99.5%カットし、3社とも再生手続開始決定後の利息・損害金を全額免除の上、残りを再生計画認可決定確定後から6ヶ月後限り一括弁済する。