センチュリー・シガ・ゴルフクラブ(滋賀県)特別清算開始命令を受け再建を目指す - ゴルフ会員権の売買は日本橋・グリーンゴルフ

ゴルフ会員権ニュース

NEWS
ニュース年月
年月

センチュリー・シガ・ゴルフクラブ(滋賀県)特別清算開始命令を受け再建を目指す 2023年06月29日

※センチュリー・シガ・ゴルフクラブが特別清算開始命令をうけ再建を目指す
 2023年
 6月1日に大津地裁へ特別清算を申請していた株式会社センチュリーが
 6月23日に大津地裁より特別清算開始命令を受けた。
 6月24日に債権者説明会を開催した。

 これまでの流れ 
  2001年4月24日に民事再生法の適用を申請し、翌
  2002年7月10日に大津地裁より再生計画の認可を受けた。

  再生計画は、預託金債務は2割をカットしお、2012年以降に
  退会を希望する会員には毎年3000万円を上限に、抽選で弁済する。

  しかしながら、約42億円の預託金債務が残っており、
  慢性的な債務超過状態が続いていた。
  3000万円の純利益がでない時は、オーナーや関係会社などより
  借り入れで賄っていた。

  最近のコロナによる入場者増もあったが、負担額が大きく、
  弁済は負担が大きかった。
  
  同クラブは京都財界などの会員が多く、優良クラブとして
  認知されていたが、開場して50年となり、クラブハウスや
  カート道路補修、設備の修繕など今後数億円規模の資金が
  必要となる。
  現状、恒常的な債務超過状態となっており、金融機関の借り入れは
  できない状態であり、この状態を放置していると経営破綻が
  予想された。

  特別清算⇒会社分割+株式譲渡
  会社は解散して、特別清算手続き開始申請し、裁判所の許可を得て
  会社分割によってゴルフ場の事業を新会社に継承する。
  その対価として得た新会社の株式を新スポンサーに売却し
  株式売却代金を原資し、会員権債権者に約10%の弁済を行う協定案を策定。
  多くの債権者の賛同が有れば、弁済を実施し、清算を終結する。

  スポンサー選定の条件としては、希望する会員権債権者がプレー権が継続でき
  新規の追加金の負担が無い事が条件となる。また、老巧化した設備の修繕を行い
  永続的な経営が出来るようゴルフ場経営とする。
 
  
  

センチュリー・ゴルフクラブ