ゴルフ会員権ニュース

東京建物(株)と東京建物リゾート(株)は、東京建物リゾートが小山ゴルフクラブを保有する新小山カントリー倶楽部(株)の全株式を取得、2025年(令和7年)4月1日より小山ゴルフクラブの運営を開始すると発表。
計画では築65年のクラブハウスを刷新する。
着工時期はまだ未定だが、3年以内をめどに建て替えを完工する計画。
またキャディ付きの歩きのみだったスタイルから、電磁リモコン式乗用カートを導入し猛暑対策の一つとしても貢献する。
これにより、キャディ付きプレーかセルフプレーの選択可能となる。
加えてコース管理業務にコース管理システムを導入、コースコンディションの向上を図るという。

小山ゴルフクラブは運営者を交代する。
同クラブ経営の(株)小山カントリー倶楽部は新設分割方式で新小山ゴルフクラブ(株)を新たに設立しゴルフ場事業を継承。
東京建物リゾート(株)が新設会社の全株式を取得し、2025年(令和7年)4月1日より東京建物リゾートによる運営開始。
現経営の(株)小山カントリー倶楽部は精算。
同クラブは株主会員制ゴルフ場として春光グループが主体となり運営してきた。
4月1日より会員は、正会員(普通株式会員権･A種株式会員権・記名式特別会員権)が正会員(記名プレー会員権)に、無記名法人会員(B種株式会員権・無記名式特別会員権)が無記名法人会員(無記名プレー会員権)となり、記名プレー会員権、無記名プレー会員権の新証書を発行するという。
記名プレー会員権は譲渡可能となり、無記名プレー会員権は譲渡の際には記名会員権へ転換が必要。
週日会員及び平日会員は変更なし。
東京建物リゾート(株)は保有ゴルフ場が国内13コースとなる。
東京建物リゾート(株)の加藤社長は、長きに渡り愛されてきたゴルフ場の伝統を尊重しつつ更なる魅力向上を目指し、最上質の時間を提供し続ける企業へという企業理念のもと施設の充実やサービス向上に全力で取り組むと挨拶している。

春光グループ主体で運営してきた小山ゴルフクラブのゴルフ場事業を、2025年(令和7年)3月末で東京建物リゾート株式会社へ譲渡、運営交代となる。
運営会社は(株)小山カントリー倶楽部から、東京建物リゾート(株)の100％子会社の新小山カントリー倶楽部(株)となる。
記名プレー会員権は譲渡可能会員権となる。
無記名プレー会員権の譲渡は記名プレー会員権に転換が必要。

東京建物リゾート(株)は、最上質の時間を提供し続ける企業へという企業理念のもと施設の充実やサービス向上に取り組み、これまで培われた良き文化を大切に、皆に満足してもらえるゴルフ場を作っていくという。