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2019年施行の新ゴルフルールが明確に 2018年06月28日

R&AとUSGAは2018年3月12日、2019年より施行される新ゴルフ規則を発表。昨年提案された変更点について大規模な見直しをして新規則を仕上げた。

中でも意義深い訂正として挙げた4点。

 1.ドロップの手続き・・ 救済を受けるとき、プレイヤーは膝の高さからドロップする。(従来は肩の高さ)
 2.救済を受けるときの計測・・ 救済エリアを確定するとき、プレイヤーのバックの中でパターを除いた最も長いクラブで1クラブレングスか2クラブレングスを測る。
 3.2回以上打ったことへの罰の削除・・ ストロークの間に偶然2度以上打ってしまった事への罰打はなし。(従来は1打罰)
 4.紛失球やOB球
   :ストロークと距離の代替案・・
新しいローカルルールとして、2打の罰に基づいて球を紛失したりOBとなった場所の近くにドロップできる。
(プロやエリートレベルの競技は対象外)
   
2017年発表の主要な提案  
 1.球が動いたとき・・ パッティンググリーン上や球の捜索中に偶然球を動かしても罰は無し。
 2.パッティンググリーン規則の緩和・・ パッティンググリーン上からのプレーで、ホールに立っている旗竿に球が当たっても罰は無し。
 3.ペナルティエリアでの規則の緩和・・ ペナルティエリアでルースインペディメントを動かしたり、地面や水に触れることの罰は無し。
 4.バンカーでの規則の緩和・・ バンカー内でルースインペディメントを動かしたり、手やクラブで砂に触れることの罰は無し。
バンカー内のアンプレヤブルの球は2打罰でバンカーの外からプレー可。
 5.プレイヤーの誠実さに頼る・・ 後になってビデオによる証拠が出てきたとしても、プレイヤーの合理的な判断が支持される。
 6.プレーペースの支援・・ 紛失球の捜索時間を5分から3分に短縮。ストロークプレーでのレディーゴルフの積極的奨励。ストロークに40秒以上かけないこと。

 
また、スロープレーを防ぐため準備が整った者からプレーするレディーゴルフの奨励、スロープレーに関する細かな禁止事項、キャディに関するグリーン上での措置の変更等も加えられたため、ゴルフ場でも新ルールを熟知する必要がありそう。

JGAが2019年ゴルフ規則の日本語案を掲載
公益財団法人・日本ゴルフ協会はR&AとUSGAが発表した2019年ゴルフ規則最終決定版の日本語案をホームページで公開。
日本語訳はまだ案でさらなる見直しが行われるが、競技運営者・委員会メンバー・レフェリーのためのフルバージョンだという。
2019年ゴルフ規則書は11月発刊予定。規則はゴルフゲームの定義そのものから変更が加えられている。

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