鹿島の杜CC(茨城)民事再生法申請 2016年02月08日
鹿島の杜CCを経営する(株)鹿島の杜カントリー倶楽部は2月1日、民事再生法の適用を申請、同日弁済禁止の保全処分決定を受けた。債権者には資金繰りの悪化で民事再生の申立になったと通知。借入金はなく預託金償還も直接的な原因ではないとしているが申立理由や今後の方針等については現段階では明らかにしていない。 同社は15年7月民事再生法の適用を申請、16年2月に認可決定を受けた後大口債権者の即時抗告で不認可決定を受け、2次目の申請を行い17年5月に認可決定確定を受けた経緯があり、今回再度の民事再生となった。2次申請時の再生計画は、継続会員は1000万円以上0.3%、300万円以上1000万円未満の部分0.6%、300万円未満の部分1.2%が新預託金(10年据え置き、その後随時変換)となっていた。 同ゴルフ場はコースレート日本一をめざしコース改造に断続的に取り組み話題となった。会員募集は17年から48万円で、また昨年3月から預託金のないプレー会員を35万円で名義書換を停止し募集した。
鹿島の杜カントリー倶楽部