霞ヶ関CC(埼玉)女性への門戸開放にプレッシャー 2017年01月20日
東京都の小池百合子知事が1月13日の定例記者会見で、2020年の東京五輪のゴルフ会場となる霞ヶ関CCに関し、「女性のプレーも認めるべき」との発言が内外に波紋を広げている。小池知事は「21世紀に女性が正会員になれないというのは非常に違和感がある」として、「女性も日曜日にプレーができるよう開かれた会場にすべきだと思う」と発言したが、五輪会場の見直しについては言及しなかった。
米国ゴルフ専門誌でも小池知事の発言を受け過去のメジャーのゴルフ大会の会場選定でも女性受け入れ問題で揺れたことを取り上げた。国内の一部一般紙では霞ヶ関CC側も規約改正を検討している旨の報道もあったが、霞ヶ関CCでは「規約変更は検討しておらず、会員からの要請もない」という。今後、組織委員会なり国際オリンピック委員会がどう判断するのか注目されるが、霞ヶ関には五輪会場としてのプレッシャーが何かと強まりそうだ。